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植木屋

Author:植木屋
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殺し文句
 先日は家内の誕生日だった。
 物覚えの悪い私は、当然のように忘れていた。
 特に、毎日考えなくてはならないことが多い昨今は、悪い頭に入る余地がなくなったのか、余計に忘れやすくなってしまっている。
 4月に入って、頭の片隅では何か忘れているような気がして、気にはなっていた。
 誕生日の前日に、ライオンズクラブの例会があり、いつもの通り会員と奥様の誕生日と結婚記念日の記念品の授与式があり、名前を呼ばれて初めて気がついた。
 よかった。
 順番が逆になって誕生日が先に来ていたら大事になってしまっているところだ。

 今年になって、これで2度目のラッキーな出来事だ。
 一度目は、私にとっては母親代わりだった下の姉に、所要が有り数か月ぶりに電話をすると、義兄が
 「おーい、博幸から電話やで」
 「博幸ちゃん、いつもごめんな、忙しいんやろ。せやのに忘れんと、毎年おおきに」
 「あ、あーいや」
 何のことか、初めはわからずにいつもの通りどちらともとれる返事で、ごまかしているとだんだん判ってきて、急に声のトーンが上がって。
 「ごめんな、花でも贈ろう思とってんけど、よー贈らんでごめんやで」
 「何言うてん、もー、気遣わんといて言うとったやんか。電話くれただけでもうれしいょ」
 よかった、ごまかせて。

 家内の誕生日はいつものように知らん顔をしておいて、夕方プレゼントを持って帰ってきてびっくりさせようと思っていたのに、出かける前に家内あてに花のプレゼントが届いて困った。
 部屋に置いてあるのを、わざと知らんふりをして出かけ、いつものように「箕面ガーデン」に注文した。
 「嫁の誕生日やねん、何時もみたいに花頼むわ」
 「今年はどーします」
 「赤いバラ5本と、ピンクの小さいバラ8本でお願いします」
 「カスミ草は」
 「付けといてくれる」
 「他には」
 「文句付けといてくれる」
 「文句ありますの」
 「当然やないか、これで一年間ごまかさなあかんやろ。ずーと考えてた、ええセリフがあるんやから」


 「58年前、君が生まれてきてくれたことに感謝します」

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テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

植木屋日記 | 15:36:50 | Trackback(0)