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投稿日:2014-06-29 Sun
6月29日午前9時から、牧落南公園で「防災ステーション」の説明会が開催されると聞いたので見学に行ってきました。この防災ステーションは、大災害時(主に地震)発生時に、地域住民の救助作業に役立ててもらう、救助機材を入れてます。
25年度には、市内30カ所の公園に設置したそうです。(平成28年度までに30カ所追加する予定だとか)

外見上はちょっと大きめのベンチといった感じです。
勿論、この上で座ったり、寝転んだり、子供が飛び跳ねるのも大丈夫だそうです(だからと言って、大人が大勢で飛び跳ねればおそらく潰れてしまいます)
蓋の部分が結構頑丈に出来ていて、蓋の重さが70Kgだとか。

蓋を開けるのが、大変です。
2か所に付けられた、ダイヤル鍵を開け。
4人がかりで開けます。
さて、何が入っているのか。

テント・ランタン・メガホン・ラジオ・伸縮性の梯子などが写っています。
そして、この写真の一番上に写っているのが、警報装置です。
蓋を開ける前に、リモコンを使ってこの警報装置を止めなければ「車の盗難防止装置」のような大きな音が鳴り響きます。

バケツ・縄梯子・折り畳みの担架・消火器・ロープ・軍手・三角巾等が詰まっています。
これ以外にも

ハンマー・バール。
そして

爪ジャッキー・おんぶ担架・クリッパー・レスキュー手斧。
写真には写っていませんが、のこぎりやチルホールも収納されています。
見学会が終わり、地元自治会長さんに、このダイヤル鍵の番号が知らされました。
私は地元自治会ではないため、自主的にその場を離れたので、その後の事は判らないが警報装置を解除するリモコンも渡されたと推測します。
この、防災ステーションを設置することに異議は無い。
しかし、25年度中に設置して、鍵の番号や警報装置のリモコンを渡すのが、6月末だというのは、あまりにもお粗末だと思う。
この間に地震が起こっていたら、何の役にも立たなかったという事だ。
もう一つ、異議があるのが、ダイヤル鍵の管理方法だ。
地元自治会の方に、「自分たちの物」という意識を持ってもらうための今回の措置(30カ所のダイヤル鍵の開錠番号がすべて異なり、個々の番号が管理する自治会長だけに知らされる)だろうと推測するが、これがよく解らない。
何故、全ての開錠番号を統一しないのだろうか?
30カ所の責任者が、市内のどの防災ステーションでも開けることが出来る方が現実的だと思う。
その公園の防災ステーションの鍵の番号を知っている人が、あまりに少なければ大災害時に開けることが出来ない確率が高くなりすぎて、危険だ。
まして、関係者以外が開ければ警報装置が働き、大音響が鳴り響くので、盗難等の心配も殆ど無いと思える。
中に収納されている物の価値と、警報音等の危険(盗難者にとっての)を比べたとき、盗難やいたずらに遭う確率と、災害時に開けられなくなる確率を考えるべきだと思う。
ダイヤル鍵の管理方法を再考するべきだ。
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